RHM17 プレイバックPART3
今週は2011年度の公演。ハモソの色々なパートやメンバーを絵の具の色になぞらえて、一つのものを創りあげていく、まさに『ハモソ』を表したようなテーマです。第2部の劇もテーマを踏襲。各パートをフィーチャーしていく寸劇のスタイルは後世のスタンダードともなり、四大の劇と一線を画す意味でのお手本となりました。
二年音担デビューはソロ回しの『TAKARAJIMA』。『ずっと』からは、ハーモニカのツインソロに先輩である3年生コンビが登板。
第二部。
音楽祭を控えたハモソ高校のとあるクラスでは、ハーモニカ、フルート&クラリネット、バンド楽器チームが主役を争ってアピール合戦が行われています。
近年の定演で本格的にハーモニカアンサンブルが指導した年。曲目は『メリー・ポピンズ』から「Supercalifragilisticexpialidocious」。対するフルクラ強調曲は「ガーネット」が演奏されました。
色々あって和解したハーモニカ・フルート・クラリネットの面々のもとに「バンドソサイアティ」を名乗るメンバーが登場。対立がこじれて元カノからもらったマフラーを捨てようとしてしまいます。「くそっ、もうこんなものっ!」
そんな二部を締めくくるのは『色』に着目したパレットメドレー。赤、藍、白、ゴールド、亜麻色、オレンジ、そして最後はレインボー。
第三部では「Cartoon Heroes」「箒星」「雪の華」など、ソリストが多彩な衣装をつけたり照明演出などで盛り上げます。中にはピアニカがソロとして使われた曲も。
四年曲は「花唄」。後の代の夏合宿でも演奏されました。
トリを飾ったのは、超大作「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマなのでした。
今年の公演では第二部の形態が若干変わるのですが、それでも台本や流れを組み立てる際にはこの2011年の『palette』が参考となっています。昨年や一昨年には、ドンデン返しやオムニバスといった工夫が施されていましたが、そういった点では回帰したといえるかもしれません。というのも、この年のテーマが冒頭に記したとおり、ハモソというサークルの演奏のあり方を伝えるうえで、とてもわかりやすく大事なテーマだからなのでしょうね。
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第55回定期演奏会『Anniversary』
日程:2014年12月14日(日) 開場 16:30 開演 17:00
場所:ギャラクシティ 西新井文化ホール
特設ページ:http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/rhs/concert/anniversary.html