RHSのブログ

立教大学ハーモニカ・ソサイアティー(RHS)の公式ブログです!

12/19

こんにちは!ソプラノホルンパート三女(茨城の方)です。長かったブログリレーも今日で最後ですね。この投稿がされる頃には定期演奏会は終わっているはずなので、無事成功していることを祈るばかりです。
ご来場された皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?ハモソのHeartfulな雰囲気を感じ取っていただけたでしょうか?
いいなと思っていただける部分が少しでもあれば、私としては万々歳です。なんてったって演奏も、演出も、言葉も、どれも部員全員の想いと努力の結晶ですので、それをいいと思っていただけることが私は一番嬉しいです。

今年の定期演奏会のテーマはHeartful。このテーマの原案を出したのは実は私です。そのときはハートフルという可愛らしいタイトルではなく、もっとダサいタイトルで案を出していましたが‥(笑)ハモソの優しくてあったかい雰囲気や、部員全員のハモソ愛の強さを定期演奏会という大きな舞台で表現できたら最高だなと思い、そんな原案を出したような気がします。頭をひねって絞り出したというよりは、なんとなくこういう演奏会はイメージしやすいなーと思って提案しました。

自分は企画という役職なので、演奏会の大枠は私の技量と裁量にかかっている部分があるのですが、そんな私は残念ながら大した脳みそは持ち合わせておらず、人に言っても恥ずかしくないレベルのことといったらハモソが好きだ!という気持ちだけでして、じゃあ凝ったことよりもストレートで、ベタで、ありがちで、ややこっ恥ずかしいことをしようじゃないか!と思っていました。
テーマが最終決定するまでに実は5か月くらいかかっていたのですが、あの時なんとなく思い描いたものがこうして現実になってやって来たのは非常に感慨深いです。

テーマ決めの際に、色々なテーマ名の案が出てきました。その中で面白くて気に入っていたのが「人生は愛であふれている」というものです。ふざけているように見えますが、一時本当にテーマやサブタイトルとして採用されかけました(笑)
「人生」は大げさかもしれませんが、少なくとも私の「ハモソ人生」はたくさんの愛にあふれていました。こんなことを書き出すと卒業するのかという感じがしますが、一応三年生なのでまだまだ学校に居座る予定です。先輩、後輩、同輩たくさんの人に支えられ、励まされ、たくさんの楽しい時間をハモソの一員として過ごせたなあとしみじみ思っています。


先輩方には頭が上がらないほどお世話になりました。楽しいハモソの雰囲気をつくってくださるのはもちろん、ハモソをより良くするため、演奏会を成功させるため、全力で物事にぶつかっていらっしゃる姿なども陰ながら拝見していました。大変なときや苦しい時も変わらず後輩を支えてくださる素敵な先輩方だと思っています。4年生方はもちろんOB・OGの皆さんも含めてです。ぜひこれからもハモソの後輩たちを励まし、見守ってくださったら嬉しいです。

そんな素敵な先輩たちに負けず劣らず、後輩たちも本当にすごいです。成長を感じます。お恥ずかしながら1、2年生だけで行われたSPFの某曲で号泣してしまったのですが、気持ち的には娘の結婚式で号泣してしまうお父さんでした。嬉しさと寂しさとこのなんとも言えない気持ち。でも最近は、ハモソが大好きで努力家のこの後輩たちなら、もっと楽しくて素敵なハモソを作ってくれるという強い確信がわいてきて、自分の仮引退をすんなり受け入れられるようになりました。いつだって後輩たちの活躍をひっそり応援しています!

3年生にはもう伝える言葉も見つからないです。とりあえずお疲れ様でした。本当にありがとう。みんながいなかったら頑張れなかったし、頑張らなかったです。いつも私のことを気にかけてくれていたのを知っていました。言葉でも態度でも仕事の成果でも演奏の技術でもみんなにうまく反応できなくて情けなかった‥。支えてくれてありがとう。楽しくて優しくて面白い素敵なみんなに出会わせてくれたハモソに心から感謝します。SPF、四大、定演を成功させられたのは11人みんなの努力と愛があったからです。伝えるのが苦手なので、こんなところにちょろっと書くだけで勘弁してください(笑)


と、まあこのように、大したことのない部員である私でさえ大勢の部員の愛に気付き、助け合いながら約三年のハモソ人生を送ってきたのでした。そう、まさに「ハモソ人生は愛であふれている!」


ここから、さらに個人的なことをつらつら書いていきますよ。まずは私の担当楽器ソプラノホルンのこと。何度もリードを折り、高い修理代を払わされたものです。地味に重くて肩こりにはなるし、音飛びが全然できないし、低い音はうまく出ないし、ソプホル奏者としては底辺レベルだったのですが三年も吹くと愛着がわきます。なんだかんだでソプホル楽しかったです。クレッシェンドとアクセントでよくリードを折っていましたが、それも楽しかったです(笑)高音域で音がでかいので、普通に吹いていても自己主張の激しいところが好きです。一方でソプホルパートの現役4人は、それとは真逆に自己主張をほとんどしない、やや顔色の悪いメンバーが集結しているのも本当に面白いです。(お酒が入ると全員意外とペラペラしゃべりだしますが‥)ハモソはパートごとにそれぞれ独特の雰囲気がありますよね。

役職の話も少ししようと思います。私は企画という役職で、演奏会のMCや劇や演出を考える仕事をしていました。仕事量もまあまあ多かったのですが、私はそれよりも責任やプレッシャーという重圧にやられそうになっていました。
私が一日サボるとたくさんの部員に影響が出てしまう、私が手を抜くとお客さんからは「ハモソつまらない」という意見をダイレクトにいただくことになる、そういう怖さと毎日戦っていました。なんせ私はハモソが好きなので、ハモソつまらないなんて誰ひとりとして思っては欲しくないですし、ハモソの部員にももちろん嫌われたくないのでなるべくスムーズに仕事を回していきたいと奮闘していました。
ところが秋口頃に体の調子をおかしくし、だいぶから回っていたように思います。定演に向けて頑張らねばと思っているのに、台本は書いても書いてもボツ案にしかならず、いったい自分が何をしているのかよくわかりませんでした。人には多大なる心配と迷惑をかけ、それに対して何も応えられず、状況は何も進まず、なんというかゴミのような日々を過ごしました。
それでもなんとか気力と根性を振り絞り今日を迎えられたのは、支えてくれる全ての人のおかげとしか言いようがないです。自分のやるべき仕事、やったけどあらのあった仕事、そういうものを3年生をはじめ、たくさんの部員がフォローしてくれました。それも何も言わず率先してやってくれていることがたくさんあって、本当に助かりましたし、非常に嬉しかったです。そしてこんな優しい人たちのために今頑張らなくてどうするんだと自分を奮い立たせ、みんなの力を借りながらなんとか今日に至ったわけです。


ハモソがHeartfulでいられるのは、部員一人一人が持つさりげない優しさのおかげだと私は思っています。部員同士がお互いを信頼し、期待し、尊敬し、だから自分も頑張ろう、努力しよう、そして苦しいときは助け合おうと思えるんですよね。なんかかっこつけているみたいですが、本当にハモソってそういう場所で、みんな照れちゃってこんなストレートなことは書かないだろうと思って私が書きました。イェーイ恥ずかしい



さて、ブログリレーは本日最終日なので次の走者はいません!(笑)
私のこのようなダラダラした文章で締めくくるのは心苦しいですが、ブログリレーを毎日チェックしてくださった読者の皆さん、本当にありがとうございました。そしてこのような素敵な企画を考えてくれたBTKさんありがとう!毎日とっても楽しかったです。


それではまたどこかでお会いしましょう。