RHSのブログ

立教大学ハーモニカ・ソサイアティー(RHS)の公式ブログです!

散文自戒所信表明

こんにちは。ハモソブログリレー11番目の走者は鉄琴3女がお送りいたします。予めお伝えしておくと、これはノンフィクション散文自戒所信表明ブログなので読んでも面白くはないかもしれません、その点ご容赦ください。
「やりたいこと」が共通テーマとされているのですが、その前に、最近、というかこのブログを書き始めた今日(11/1)見た夢のお話をまずしたいと思います。ちなみに普段はあまり夢を見るタイプではありません。






細かい状況は省きますが、簡単に言うと「歯が抜ける」夢を見ました。右下のいちばん奥の歯だったのですが、「あれ?欠けてる…?」と思った途端にその歯が瓦解して最終的に1本まるごと抜けてしまう、というとても生々しいもので、目覚めても夢だと気付くのにしばらく時間がかかりました。
焦った私はその後スマホ検索エンジンGoogle大先生を開き、今しがた見た夢を検索してみました。するとまあいろんな解釈が出てくるものですね。基本的には“凶夢”のようです。どの解釈にも一理あるかもしれないな〜と納得してしまう部分はあったのですが、今回はそのなかの一つを取り上げてみます。それがコチラ。


「不安から逃避したい気持ちの表れ」


なるほど〜。…なるほど〜。






話が飛躍するようですが、入学後暗黒の1年間を過ごしたのち、ハモソに拾ってもらった私にとっては、入部当初ここでの活動はとてもキラキラしていて、毎日が楽しくて仕方ありませんでした。そのおかげかいろんな方に「楽しそうでいいね!」と褒めていただきました。


しかし3年生になって課題などで忙しくなる一方、ハモソでは幹事学年の一員として活動するようになったこともあり、ふと気がついてみればあの頃の輝きはどこへやら。日々だらだらと自堕落な生活を送り、何事もこなすだけで中途半端なままとうとう11月を迎えてしまいました。このままでは定演も不完全燃焼で終わってしまうのでは、その後こちらが頼んでもいないのに待ち受けている闇イベント就活なんてとんでもないことに…、という漠然とした不安。そこからなんとか抜け出したいという葛藤。それらがこの夢となって表れてしまったのではないかな、と。



先述の通り、2年前期から入部した私。それが意味しているところは、そう、「人よりもハモソで過ごせる時間が1年分少ない」ということです。今こうしてみんなに囲まれているだけでじゅうぶん奇跡的で幸せなことなのですが、人間の欲望とは尽きないものです。1年生の一見無垢でフレッシュな面々を見て「ああ、この子たちはあと何回合宿や四大や定演に、普段の合奏に参加できるんだろう」などと考えるようになってからというもの、私はこの当たり前で決定的な事実に何度打ちのめされ、内心悔しがったことでしょう。キーボードを打っている今ですらちょっと泣きそう。それだけハモソでの時間が私にとってはかけがえがなくて、大切で、大好きなものだったんだな、と今になって気づかされています。失って初めて気づく大切さ、というのはその時にならないとわからないからもどかしい。まだ失ってないけど。






そういうワケで私がやりたいこと、やるべきことは「初心に帰ること」です。やっと話が戻ってきましたね。真面目かよって感じですが。
当たり前のことですが、このメンバーでできる演奏会は一度きり。楽しんだもの勝ちなのは言わずもがな、です。せっかくやるならやれるだけのことはやって、悔いのないようにしたいものですね。


ただしここで注意しなければならないのが、「やりたいこと」と「やれること」の“折り合い”をきちんとつけること、でしょうか。いつぞやの社会学部の授業で教授が話していたのですが、人間は欲望と現実との距離が開いてしまうと「アノミー」という状態に陥ってしまい、その結果としてあまり良くはないことが起こるのだとか(適当でごめんなさい)。まあ要は足元によく気を配りながら、一歩一歩前に進んでいくことが大事、みたいな感じです。

非常に個性豊かなメンバーが揃うハモソですが、定期演奏会という共通の目標がある以上はみんなで足並みを揃えて当日を迎えたいところです。聴いてくださる方がいてこその演奏会ですし。


そもそもハモソは「やりたい」という自主性に委ねられた部分の多いサークルだと勝手に捉えているので、たとえまだ仕上がっていない曲数に対して残された時間がおかしなことになっていても「やりたいからやる」という原点さえ見失わずにいれば乗り切れるのではないかな、と思っています。


それとこれは余談ですが今回の定演曲について。私は今回公式にはアレンジ曲をひとつも受け持たなかったのですが、なんやかんやで結局5曲いじることになりました(笑)ちょっと出しゃばりすぎましたね(笑)
理由はさまざまですが、私のしてきたことが少しでもみんなの手助けになっていれば、そして少しでもこの演奏会がよりよいものになっていれば幸いです。






純粋に演奏だけを楽しんでいられたあの頃にはもう戻れません。でも、その代わりに、いろいろな角度からハモソを眺められる喜びを噛みしめて、大好きなみんなと前に進んでいけたら。

定期演奏会まで残り28日。
29日後の私たちは、笑っていられるでしょうか?






…ということで、本当は謎解きとか旅行とか、もっとライトな「やりたいこと」を書けたらよかったのですが、こんな夢を見てしまったので致し方ありません。人生こんなときもあります。


さてさて!気を取り直して次の走者を紹介いたしましょう!
華のソプシンパートで数々のステージで活躍してきた一方、元内政としてハモソの活動を陰で支えてくださった、みんなの憧れお姉さん☆的存在のアノ先輩…!きっと今回の分を挽回する素敵なブログを書いてくださっていることでしょう。それでは、お楽しみに!



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