RHSのブログ

立教大学ハーモニカ・ソサイアティー(RHS)の公式ブログです!

“元”部室の主の僕がなりたい主将【あと1日】

こんにちは!
“元”部室の主です!


ふ、お気づきでしょうか。「元」です!
いやね、本当は「元」なんぞつけたくないのですよ。
ずーっと名乗っていきたい。
ですが、そう名乗らざるを得ないのです。
今回の私のお話は、それについて半分、私の中のハモソについて2018ver.半分。
以上、絵に描いた餅の二本立てでお送りします。


あ、あと、今回の内容はそこそこの長文な上に、大変な駄文です。
ご覧頂いた後に、「読まなきゃよかった」や「時間を返せ」等と仰られても、
当方では一切責任を取りませんし、寧ろ筆者が無様に泣き出しますので、適当にスクロールして頂いて、適当にご覧いただければと存じます。


とは言え、このブログの本質は、定期演奏会の宣伝。
時間の無駄にならないように一応、ここでまず宣伝をしておきましょう!
(文末で同様、宣伝を行いますので、心優しい方々はこちらを飛ばして頂いて構いません。)


記念すべき平成最後のクリスマスに、立教大学ハーモニカ・ソサイアティ一同が、
皆様を“お祭り”にご招待します!


【日程】2018/12/25(火)
【場所】清瀬ケヤキホール(西武池袋線清瀬駅北口 徒歩4分)
https://kiyosekeyakihall.jp/
【開場時間】18:00
【開演時間】18:30


ハモソのことをよく知らないという方はついでに公式サイトチェック♪
https://rikkyo-rhs.jimdo.com/
「クリスマスは予定が…。」とテンプレートなことを仰るそこのあなた!
⇨パートナーと一緒に来れば問題ないですよね?
「平日じゃない!」と嘆くそこのあなた!
⇨有給消化のいい機会ですね!
これ以上適当なことを言っても仕方がないので、もしご都合が合えば是非お越し下さい!
部員一同心よりお待ち致しております。
さて、ここをご覧になっている方々は、皆さん最後まで読んでいただけるとことですね!
本当にありがとうございます!


では、早速冒頭部でお話した前半部のお話をしましょう。
えーと、何のお話でしたっけ…。
そうそう。「“元”部室の主」を名乗ることになった原因ですね。



この話をするには、まず僕の大学の学問的所属の話をしなければなりません。
僕の所属は、「文学部史学科世界史専修近代ヨーロッパ史ゼミ」になります。
ここは、文学部の中では、珍しい文学科ではない学科になります
(他にもキリスト教学科や教育学科等があります。受験なさる方はご参考までに)。


さて、私共史学科のカリキュラムの中に、「予備論文」というシステムがあります。
これは、一般に知られている「卒業論文」とは異なるもので、文字数もそんなに多くはない“12000”となっています(ニッコリ)。もう一度、申しますね。“12000”字でございます(ニッコリ)。


そんな大したことのない文字数()よりも、寧ろ問題は、期日とその内容になります。
夏休みにゼミ合宿に参加した際に、先生がそこにいた三年生ゼミ生にこう仰いました。
「皆さん。一発で予備論がOKになることは殆どありません。従って、一度皆さんの草稿を見せて頂きたい。期限はそうですねー。“12/25(火)”、クリスマスくらいでしょうか?」


さて、私の大好きな勘のいい方々は、お分かりでしょう。
そう、“12/25(火)”はハモソの定期演奏会でございます。
ハハハハハ。
乾いた笑い声が、その時私の心の中に響き渡りました。


とは言え、当時は未だ八月。
自分の書こうと考えていた内容の中でもそれなりの文献を見つけてはいましたし、時間の余裕もあって、史料・資料(前者が当時に書かれたもの、後者がそれを見て後世で書かれたものになります)探しも何とかなるだろうと考えていました。
さて、フラグは折られるためにあるもの。
やれバイトだ、やれインターンだ、やれ夏合宿だ、やれ夏陣だ(全部そこそこ楽しかった)。
夏休みは文字通り矢の様に過ぎていき、気づいたら秋。
さて、その際に恐ろしいことに気づきました。
自分の一番頼りにしていた資料が資料たり得ない。
つまり、学術的な信頼がありませんでした。
泣きました。
いえ、本当に。
涙こそ流しませんでしたが…。
しかし、その出来事と共に、自分の興味も薄れ、同時に自分の予備論のターゲットも変わりました。
何とか目次案も決まり、お勉強も順風満帆なように思えました。


ところで、皆さん。僕の所属を覚えてらっしゃいますか?
はい、そうですね。「文学部文学科世界史専修近代ヨーロッパゼミ」でしたね?
さて、歴史学の論文は史料というものに重きを置きます。
ここで、重要なのは当時の方々は、それを史料として用いると認識していないという点です。例えば、会社の史料だったら、経済や経営に関する記述を。
当時の流行病の記述を用いたい場合は、医学的な記述を。
そして、なにかの事件について調べたければ、それを裁いた法律や事例に関する記述を。
それぞれ読む必要が出てくるのです。
しかも外国語で…(白目)。


そのため、純粋な「歴史学」という学問はなく、上の例の一つ目なら、「経営史」と名が付き、二つ目なら「医学史」、そして三つ目なら「法律史」と枕詞に他の学問の名が付き、
それも一緒に勉強する可能性が出て来る、それがこの学問の特色となります。


いや、これがまた厄介。
ただでさえ外国語で訳がわからない文章が、専門的な言葉で書かれているのを見るとびっくりしますよ?(僕の場合は物理系や光学系の内容。要するに「科学史」ですね)。
それに何より怖いのが当時の言葉で書かれているので内容によっては、
現代英語として訳してみても訳がわからないことも十分あるのです(はー、キレ)。


とはいえ、上のように、色んな勉強と掛け合せることでなんでもできる学問です。
何を勉強したいのかは未定だけど、昔のことを知りたいという方にはお勧めします!
僕も今回の予備論には沢山の文句は言っていますが、自分の興味を持った内容なので、調べる分にはとても楽しいです。こんなことがあったんだー!とか、こうなってこうなってこうなったのか!とかを、当時の人々が頭をウンウンいわせて考えているのを思い浮かべると、感慨深いものがあります。


でもなー、これをレポートにするんだもんなー。
絶対教授に、書き直せって言われるよ…。はぁ(はよやれ)。


以上、僕の“元”部室の主を名乗ることになった原因でした!


さて、後半部は、私の中のハモソ2018ver.です!
まずはイベント編!
今年を振り返ると、沢山のことがありました。
まず、新歓ですね。今年は、ここ最近で見ると興味を持ってくれる子が多く、
沢山の新入生をハモソの仲間として向け入れることに成功しました。
そんなみんなで挑んだ、六月の四大学ジョイントコンサートでは、非常に楽しい演奏会になりました!
先輩方からも、「人数多くて、立教じゃないと思った」だったり、「凄い上手になっていた!」だったり、嬉しい驚きや感想の数々を頂き、鼻高々な気分を味わえました。
夏休みは、夏合宿で一年生のソロデビュー曲や、SPFの演奏、二年生のサプライズ等を見ることが出来て、後輩のみんなの成長や頑張りを見て感動しました。
秋に入り、SPFやホムカミ等、同世代や自分の参加しない演奏をお客さんとして聞く機会が増えてきました。
同時に自分の音の入らない上下の代の演奏から、改めて自分の所属している団体の演奏がすごい力を持っているなと思いました。
しかし同時に、このホムカミの時に自分が演奏した曲を、たまたま学科の友達が聞いてくれて、「感動した」と言ってくれたのがとても嬉しかったです。
他にも、同じ演奏を聴いて下さった年の離れた先輩が、「クオリティが高くてビックした!」と言って下さり、心の中で満面のドヤ顔が広がりました。
一緒に頑張ってきた仲間達がこうして評価される。
本年度はそんな素敵な一年でした。


さて、イベント編は以上。
ここからは、ハモソに対する僕の一年の気持ちについてお話しします。
少し暗いですが、お付き合いください。


さて、改めて今年は、本当に楽しかったですが、楽しいだけではありませんでした。
それは、幹事学年としてお仕事が等も勿論ですが、やはり自分を見つめる機会が増えたことが大きな要因かなと思います。


今年僕は、主将というお仕事に改めて就きました
(もう一つ企画というお仕事にも就きましたが、こちらは相方がメイン。今回は抜粋します)。
さて、主将というお仕事は他の役職に比べて目に見えるお仕事が少ないです。
ぶっちゃけ、なくても機能はします(実務の面で)。勿論、書類の提出や、学生部との連絡係、会合の参加等、主将として、あるいは部の代表として、顔を出すことは大事です。
しかし一方で、他の何か技術のいる役職や、人の眼に着くような役職とは少し異なります。
だからちょっと悔しかった当時の僕は、「僕にしかなれない主将」になろうと思いました。
「僕にしかなれない主将」。
僕が出した結論は、「部員みんなを陰からサポートできる主将」…、とかだとかっこいいのですが、その時は「周りを見て行動出来る主将」でした。
そして、僕が一番主将として大事だと思っていたお仕事がこれです。


でもやってみると、これが意外に難しい。
後輩の気持ちや同期の気持ち、又、同期間の気持ち。人間がこれだけ集まっているので、
いつもいつも見れるわけではないです(残念)。また、仮に見ることが出来ても、本当に自分が言っていいのか、自分が出しゃばっても、と逡巡することも多々ありました。


加えて、同期がとってもお仕事を頑張ってくれているのを見るとめちゃくちゃ嬉しい反面、すごく劣等感を感じる反面と自分でも非常に面倒くさい性格だなとは思いますが、すごく悶々としていました。
結局、気づいた時には、遅かったなんてことはざら、成功したことの方が少なかったです。


元々の卑屈に拍車をかけ、更に卑屈になり、「ああもう」って思った時期も沢山ありました。自分が出来たことよりも、出来なかった事の方が目立つ。
その一方で、みんなが頑張っている所や、みんなの成果ばかりに目が行く。
そうしていく内に段々と、主将だけでなく企画の自分の仕事にもムラが出てきました。
大好きなハモソのみんなに迷惑をかけることも沢山あり、段々自分がもっと嫌いになってという負のスパイラルに陥ったことも多々あります。
僕は主将だから!と言って行動するには、余りに自信のない僕。
部員のみんなには情けない主将で申し訳ないという気持ちや、本当に僕は必要かな?とか、他の人の方がもっとうまく…。とか、今思えば詮方ない事ばかり考えていました。


でもそうしていく内に、自分の能力やキャパシティにしっかり向き合うことが出来ました(就活で使えそう(笑))。
実際、「あ、自分はここまでしか出来ない」とわかるとすごく楽なもので、
要するに背伸びをしなくてもいいんだなと思うことが出来たのです。
結局、餅は餅屋。
自分の最低限の仕事も出来なければ、他のことに目を向けるなんざ、百年早い。
最近、やっとそう自分のことを叱り付けることが出来ました。


そして何より、みんなハモソが好きなんだなということがわかりました。
ハモソが好きだからこうして集まって、ハモソが好きだから努力することが出来る。
今年一年、主将として、辛い事も沢山ありましたが、この事実を知ることが出来たのは
とても嬉しかったです。


結局、最初の「周りを見て行動のできる主将」を完璧にこなすことは難しかったです。
それでも周りを見ると、みんなの沢山の好きを見つけることが出来ました。
みんなの“好き”を「宝箱」の様に沢山詰めた“お祭り”を、みんなと作れる主将!
それが、今の「僕が“なりたい”主将」です。


さて、僕のお話はこれで終わり。
最後に、また宣伝をさせてください!


記念すべき平成最後のクリスマスに、立教大学ハーモニカ・ソサイアティ一同が、
皆様を“お祭り”にご招待します!


【日程】2018/12/25(火)
【場所】清瀬ケヤキホール(西武池袋線清瀬駅北口 徒歩4分)
https://kiyosekeyakihall.jp/
【開場時間】18:00k
【開演時間】18:30


ハモソのことをよく知らないという方はついでに公式サイトをチェック♪
https://rikkyo-rhs.jimdo.com/


蛇足の多い駄文でしたが、僕のブログはこれで終わりとします。
そして、今日までブログを楽しみにしてくれた皆様、ありがとうございました。
残念ですが、今日で今年のブログは終わりになります。
明日の演奏会では、部員一同、心を込めて演奏します。
お客様を笑顔にするためだけではなく、自分たちが笑顔になるためにも。
よろしければ、皆様も一緒に、ハモソ部員の沢山の好きを詰めた今年最後の “お祭り”に
お付き合いいただければと思います。それでは、それではまたどこかで!